
World Cheki Snap ~アートで旅する芸術都市シカゴ~
世界のさまざまな景色や人々をチェキでスナップする「World Cheki Snap」。今回訪れたのは、アメリカ第3の都市・シカゴ。東海岸、西海岸に比べると日本から訪れる人も少ないですが、コンパクトな街の中に数多くのエンターテインメント施設が充実しており、昨今人気が高まっている観光都市のひとつ。
そんな魅力溢れるシカゴを前編と後編に分けて紹介していきます。前編では、街のいたるところで楽しめるアートをテーマに、夏のシカゴを歩いてみました。
街を彩るパブリックアート
シカゴでは街中いたるところでアート作品に出会うことができます。パブリックアートと呼ばれる作品のまわりには常にたくさんの人が集まっています。
街の中心地のミレニアム・パークにある「クラウン・ファウンテン」。ここにある巨大なスクリーンには、さまざまな人の顔が映し出され口元から水が出てきます。
その隣のグラント・パークを歩いていると巨大なアート作品を発見。ポーランドの造形作家マグダレーナ・アバカノヴィッチの『Agora』というインスタレーションです。
次に訪れたのが『クラウドゲート』というパブリックアート。『ザ・ビーン(豆)』という愛称で呼ばれている全面ミラーの大きな豆の形をしたオブジェです。
「“チェキワイド” instax WIDE 300(以降、WIDE300)」で撮影
記念撮影中だったカップルに声をかけて「“チェキ” instax mini 90 ネオクラシック(以降、mini90)」とWIDE300の2種類のチェキで撮影させてもらいました。
「“チェキスクエア” instax SQUARE SQ10(以降、SQ10)」で撮影
世界のアートが集まる「シカゴ美術館」
公園でパブリックアートを堪能した後は、「メトロポリタン美術館」、「ボストン美術館」と並ぶアメリカ三大美術館のひとつ、「シカゴ美術館」へ。
シカゴ美術館の数ある名画のなかでも、点描画で知られるスーラの『グランジャット島の日曜日の午後』は貸し出しが許されず、ここシカゴ美術館でしか観ることができないので必見です。
シカゴ美術館の建物の本館はシカゴ万博(1893年)のときに建てられ、2009年には近代棟(モダンウイング)が加えられました。館内にはかなり多くの展示があるので、訪れる際は時間に余裕を持って訪れることをおすすめします。
美術館を堪能してから街を歩いていると、チェキのフィルターグッズを発見したので、カラーフィルターを使って、シカゴの街を撮影。いつもと違うチェキのアナログならではの色味を楽しめました。
instax Mini Filter Lensesを使って撮影
街中を賑わすストリートアート
シカゴの街には、パブリックアートに加え、ストリートアートも多く見られます。規制も多く、グラフィティは減少傾向にありますが、街で見つけたグラフィティをいくつか撮影してみました。
シカゴの街で目を引く高架鉄道。ビル群の間を電車が走っていますが、そんな高架下にもおしゃれなグラフィティを発見。
高架下の無機質な駐車場を彩る文字アートのフォントがかわいく、1文字ずつチェキで撮影してみました。
WIDE300で撮影
さらに街歩きをしているときに出会ったお気に入りのグラフィティはこちら。色があざやかな美しい絵が壁一面に描かれていました。
撮影後記
今回の「World Cheki Snap」は、チェキ3台を持って夏のシカゴを訪れてみました。ニューヨークやロサンゼルスに比べると、やや訪れる人が少ないシカゴですが、実際に訪れてみると、街中にアートがあふれていて撮影したくなるスポットが満載。もし訪れることがあれば、チェキやカメラを持って街歩きを楽しんでみてください。後編は、アート以外のシカゴの魅力的なスポットを紹介します。
Photographer’s Profile
ai matsuura
ロンドン芸術大学フォトグラフィー科卒業。2010年よりフォトグラファーとして活動し、2013年にニューヨークでのグループ展に出展。また日本でも個展『AI展』、『siki siki』、『Toi et moi』を実施。ロンドン在住中から海外音楽フェス横断プロジェクト「Festival Junkie」の専属フォトグラファーを務める。2017年には完全オリジナルのマタニティフォトを提案・制作するクリエイティブチーム「Pommenoma」を立ち上げ。
cheki:instax WIDE 300/instax mini 90/instax SQUARE SQ10
location:Chicago, US
photo by ai matsuura
text by Charlotte
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