
【チェキと一緒に旅に出よう vol.2】レトロでおいしい台南&フォトジェニックな高雄さんぽ!
軽くてコンパクトな「“チェキ” instax mini LiPlay(以降、LiPlay)」は、旅にぴったりの一台! カメラとしてはもちろん、スマホで撮った写真もチェキプリントできる、1台2役なところも魅力のひとつ。アイデア次第でチェキの楽しみ方はどんどん広がります! 今回は、LiPlayとスマホカメラを活用しながら、グルメの宝庫としても知られる古都・台南をメインに港町・高雄にも立ち寄ったさんぽ旅。空気も人もあたたかな台湾の南側をのんびり散策してみました。
レトロでかわいいグルメな町・台南をぐるり食べ歩き!
旅のメインエリアは、台湾南部にある古都・台南。洗練された大都市・台北とは打って変わって、南国らしいのんびりした空気とノスタルジックな雰囲気が魅力の町です。
今回は台湾南の玄関口・高雄空港へ降り立ち、高雄駅から特急電車で台南へ直行しました。
高雄駅から約40分で台鉄・台南駅に到着。実は、台南へ来るのは2度目。降り立った瞬間、夏休みの始まりみたいなワクワクを感じさせてくれる大好きなこの町はいつだってマイペース。
▲車道が広く建物も低い台南の町は開放的。南国らしい花が街を彩ります。
▲通りがかりに見つけたレトロな建物のフレッシュジュース屋さん。
▲ジュース屋さんの前でずっとおしゃべりしていた、おばあちゃん二人。
▲少し歩くごとに撮りたくなる「窓」に出会える台南の町。
▲日本統治時代に建てられた町の象徴的な建物「林百貨店」。
▲2019年1月に開館した台南の新ランドマーク「台南市美術館」。
台湾といえば、グルメの宝庫! なかでも「美食の都」と呼び名の高い台南には、北部では味わえない台湾発祥の料理が息づいているのだとか。そんな町の魅力を堪能すべく、台南ではいろんな料理を少しずつ食べる小吃(シャオチー)スタイルでひたすら食べまくります!
▲スマホで撮っていた台鉄名物の駅弁をLiPlayでプリント。
▲超有名店「矮仔成蝦仁飯」のえびご飯は、鰹だしの効いた優しい味。
▲「清吉水果」で旬のレンブを。果物屋さんの店先で食べられます。
▲台南発祥の意麺は、揚げ麺にこってり醤油だれを絡めた禁断のおいしさ…
台南では、おいしいお酒も楽しめます。新美街にある「Bar TCRC」は、気さくで気軽な雰囲気のなか“アジアベストバー50”にも選出されるほどの本格的な一杯がいただける人気店。
▲TCRCオリジナル、フルーツたっぷりのパフェみたいなサングリア!
▲スタッフもフレンドリー。LiPlayの話題で盛り上がったので記念に1枚◎
台南でぜひ食べたい朝食といえば、サバヒー(虱目魚)のお粥。その代表的なお店「阿堂鹹粥」の軒先には、早朝からお客さんがひっきりなし! 地元の人たちと並んで湯気立つお粥をすすっていると、自分も台南で暮らしているような気分まで味わえました。
▲ずらりと並ぶお粥のメニュー、鮮度が命のサバヒー粥は朝限定!
▲ミルクフィッシュとも呼ばれるサバヒーはクセが少なく淡白な味わい。
史跡スポット・安平(アンピン)で昔の台南へタイムトラベル
中心部から少し外れ、歴史観光スポットが点在する安平エリアへ。
かつては貿易の中心地だったという安平には、オランダ人によって創建された台湾最古の城塞「安平古堡」をはじめ台湾の歩みを今に伝える史跡が今もたくさん残されています。
この日は、ガジュマルの樹に覆い尽くされた廃倉庫「安平樹屋」へ。朽ち果てた建物の静けさと生い茂る枝葉の力強さが神秘的な光景は、人生で一度は見ておきたいと思うほどの美しさです。
▲幸福を呼ぶ木として知られるガジュマルが建物を飲み込む「安平樹屋」。
▲樹屋の中はとても静かで穏やか。神秘的な光景はどこを切り取っても素敵。
台湾内外から観光客が訪れる安平にもおいしいものが盛りたくさん! なかでも安平の老舗「同記安平豆花」の絶品オリジナル豆花(トーファ)も食べておきたい一皿です(台南市内でも食べられます)。歴史の中で育まれた台南の豊かな食文化に感謝するのでした。
▲竹墨入り豆花。さっぱりやさしく深い甘みが広がる至福のおいしさ!
▲「安平老街」で買える漢方漬けドライフルーツはお土産におすすめ。
撮り歩きが楽しい! フォトジェニックな近代都市・高雄
台南と打って変わって、デザインコンシャスな建築が目にも楽しい港湾都市・高雄。
洗練された街並みと海沿いならではの穏やかな空気感が魅力です。
▲台湾で2番目に高い高雄のランドマーク「高雄85スカイタワービル」。
▲高層ビルの谷間でこんなレトロな風景に出会えるのも高雄の魅力。
▲海風が心地いい高雄港。タンカーから大型船まで勢揃い。
高雄の街は、とてもフォトジェニック!
なかでも特にカラフルな写真映えスポットが、高雄港から少し歩いたところにある「KUBIC集盒」。カラフルなコンテナが並ぶカフェや雑貨店が入居するアートな広場です。
▲個性豊かなグラフィティ。夜はライトアップされ違った雰囲気になるそう。
もうひとつ、高雄屈指のフォトジェニックなスポットといえば、“世界で最も美しい地下鉄駅”に選ばれた「美麗島駅」。改札を出てすぐの「光之穹頂(The Dome of Light)」というステンドグラスアートは、その夢見心地の美しさで見る人を魅了しています。
▲4500枚のステンドグラスから成る光のドームは、ため息の出る美しさ。
▲幻想的なデザインは水、土、光、火の4つのテーマを表しているそう。
▲美麗島駅すぐそばの高雄で一番大きい観光夜市「六合夜市」で。
▲なんだかかわいい焼きとうもろこしの袋。夜市は食べ歩き天国!
ノスタルジックな古都・台南とスタイリッシュで近代的な高雄。見える景色は少し違うけれど、どちらの町にもやさしくて穏やかな時間が流れていました。
▲美麗島駅と同じようなステンドグラスが空港にも。
▲最後の1枚は飛び立つ間際まで美しい高雄空港の出発ロビーを。
知れば知るほど好きになる、そんな魅力が散りばめられた台湾の南側。
懐かしくって新しい。そんな町の空気感までそのまま残してくれるチェキプリント。LiPlayといっしょにまた高雄空港へ降り立つ日も、そう遠くはなさそうです。
Text&Photo by Misaki Nonaka