instax™<チェキ>ロゴ
instax mini Evo™の写真

チェキ™の使い方講座!「instax mini Evo™」の使い方をマスターしよう!

コンパクトなボディに多彩な機能を搭載した「instax mini Evo™(以下、Evo)」。クラシカルで高級感あふれる本体デザインだけでなく、レンズエフェクトとフィルムエフェクトの組み合わせで100通りの写真表現が楽しめるなど、機能面も充実したハイブリッドインスタントカメラです。チェキ™シリーズで初めて、プリントレバーやレンズ・フィルムダイヤルのギミックも搭載しており、まさにデジタルとアナログの両方の魅力を味わえる1台。今回はEvoの基本的な使い方から、エフェクトを使用した作例までご紹介していきます!

1、まずは撮影準備から

フィルムをセットしよう

まずは、本体裏のフィルムドアを開けてチェキ™フィルムをセット。チェキ™フィルムとEvoの両方に黄色の目印があるので、目印同士を合わせましょう。

Evoの本体裏

フィルムドアを閉じると、自動的にフィルムの遮光板(感光を防ぐための黒いプラスチックシート)が排出されます。

フィルムドアを開けた状態

フィルムの遮光板が排出

Evoの前面にある電源スイッチをスライドさせてONにしましょう。

電源を入れて、動作を確認

本体前面の電源ボタンをスライドすると、オン! 背面の液晶モニターがついたら、これで撮影準備は完了です。

本体前面の電源ボタン

★Evoは充電式!

ハイブリッドインスタントカメラのEvoは充電式。USB Type-C (またはUSB Micro-B)のコードが付属しているので、本体側面の『CHARGE』部分にコードを差し込んで充電します。フル充電状態であれば約100枚プリントすることが可能です。

USB Type-Cの充電部分

2、Evoで撮影してみよう

Evoの魅力は、直感的なアナログ操作が楽しめるギミックの数々。思いのままに、撮りたい表現を写し出してくれます。また、LEDライトなどをセットできるアクセサリーシューや三脚穴など、表現の幅を広げてくれるサポート機能も充実。ここからは、Evoの各機能を詳しくチェックしていきましょう!

各10種類のレンズ&フィルムエフェクト

Evoの最大の特徴は、各10種類搭載した、レンズエフェクトとフィルムエフェクト。それぞれを自在に組み合わせることで、100通りの写真表現が可能です。レンズには『魚眼』や『光漏れ』などのエフェクトが、フィルムには『ビビッド』や『レトロ』などのエフェクトが用意されており、自分のお気に入りの組み合わせを見つけることができますよ。

レンズエフェクトとフィルムエフェクトを組み合わせた100通りのチェキプリント

▲「100通りの表現」の一覧

使用する頻度が高いレンズエフェクトとフィルムエフェクトの組み合わせは、液晶モニター右下の「プラスマークボタン」からお気に入り登録することもできます。

液晶モニター右下の「プラスマークボタン」

アナログ操作の「レンズダイヤル・フィルムダイヤル・プリントレバー」

Evoには、形状や操作音の細部にまでこだわった「レンズダイヤル・フィルムダイヤル・プリントレバー」を搭載。フィルムカメラのような、アナログ感ある操作が楽しめますよ。

例えば、レンズエフェクトは、レンズ周囲にある「レンズダイヤル」を回すことで切り替えが可能。液晶モニターで写り方の変化をチェックしながら、直感的にベストなエフェクトを探すことができます。

レンズ周囲にある「レンズダイヤル」

また、フィルムエフェクトは本体背面の「フィルムダイヤル」を回して調整。こちらも液晶モニターで確認しながら、レンズエフェクトとの掛け合わせを試すことが可能です。

本体背面の「フィルムダイヤル」

撮影した画像をプリントしたいときは、再生画面でプリントしたい画像を表示し、「プリントレバー」を引くだけ! 再生中の画像が上にスクロールしていき、その映像効果に合わせてプリントが排出される演出も注目です◎

プリントレバー

プリントが排出される様子

チェキプリント™の風合いを選べる「instax-Rich mode™」&「instax-Natural mode™」

プリントの仕上がりは、色彩豊かな表現の「instax-Rich mode™」とチェキプリント™ならではの柔らかい風合いを表現する「instax-Natural mode™」の2種類から選ぶことができます。Evo本体ではプリント時に設定から、スマホの画像を「ダイレクトプリント機能」を使用してプリントする際はアプリから、いつでも変更が可能です。被写体に合わせて好みの風合いを選んでみてください◎

海や砂浜の写真を色彩豊かな表現の「instax-Rich mode™」でプリントした3枚のチェキ

▲「instax-Rich mode™」

海や砂浜の写真を柔らかい風合いを表現する「instax-Natural mode™」でプリントした3枚のチェキ

▲「instax-Natural mode™」

3、Evo専用アプリでできること

専用アプリには、Evoの撮影体験をさらに拡張してくれる便利機能を多数搭載しています。ダウンロードする際は、iOS版は「App Store」で、Android版は「Google Play ストア」で「instax mini Evo」と検索してくださいね。インストールしたらアプリを起動し、BluetoothでEvo本体とスマホを接続したら準備完了です◎

アプリのダウンロードはこちら

スマホの画像をチェキプリント™に!ダイレクトプリント機能

スマホで撮影した画像も、「ダイレクトプリント機能」を使用することでかんたんにチェキプリント™に! アプリのホーム画面から「DIRECT PRINT」を選択し、カメラロールからお気に入りの画像を選択するだけで、思い出をカタチに残すことができますよ。

スマホで撮影した画像をチェキプリントにしている写真

セルフィーも失敗しない◎ リモート撮影機能

レンズ内の写り込みを、スマホ画面から確認できる「リモート撮影機能」を使えば、セルフィーもかんたん! 複数人でのグループショットや、背景までしっかり写したい記念撮影など、さまざまなシーンで活躍してくれます。アプリ画面から、フラッシュのON/OFFやセルフタイマーも設定できるので、スマホをリモコンのようにして操作できるのも便利ポイント。

スマホ画面でレンズ内の写り込みを確認

「リモート撮影機能」を使用中のアプリ画面

チェキプリント™をスマホにも保存できる!プリント画像転送機能

『プリント画像保存機能』は、チェキ™本体でプリントした画像に、白いチェキ™フレームを付けてスマホに送れる機能。Evo本体の再生画面から、設定の「プリント画像転送」に進み、転送したい画像を選択します。

転送が完了したら、アプリで画像の背景カラーを設定したり、他の画像と組み合わせてフォトインフォトのような画像を作ったりするなど自由な編集を楽しむことも♪ 保存した画像はそのままSNSへの投稿も可能です。

背景画像の変更や調整をするアプリ画面

その他の便利な機能

Evoにはそのほかにも、本格的な撮影を可能にしてくれる便利な機能が盛りだくさん。シーンに合わせて、それぞれの機能を使いこなしてください◎

★SDカードの装着が可能

Evo本体にも約45枚分の画像データを記録できますが、データ容量を気にせずに撮影を楽しみたい方はmicroSDカードの装着がおすすめ! 本体に差し込むだけで、撮影データを自動的にmicroSDカードに保存することができますよ。また、そのまま撮影データをPCやスマホに移行することもできるので、画像の管理もかんたんです。

microSDカードの装着部分

★顔検出・フラッシュ設定・撮影日付入りプリント

顔に自動的にピントを合わせてくれる「顔検出」機能が付いているのも、ハイブリッドインスタントカメラのEvoならでは。人物撮影をする際は、設定から「顔検出」機能をONにすることで、よりきれいな画像に仕上がります。

「顔検出」機能をONにして撮影している様子

またフラッシュは、「オートフラッシュ」「強制発光」「発光禁止」から撮影環境に合わせたモードを選択可能。屋内での撮影や、夜間の撮影でも、フラッシュ機能を操ることでいつでもどこでも思いのまま撮影を楽しめます。

撮影環境に合わせたモードの選択画面

さらに、撮影した日付をプリントに書き込める「日付書込み」機能も搭載。フィルムカメラで撮影した写真のように、思い出の一瞬を撮影時の日付とともに残すことができますよ。

★外付けアクセサリーも装着可能!

Evoの本体には、アクセサリーシュー・三脚穴が付いているため、お手持ちの外付けガジェットで撮影シーンに合わせた機能をアップグレードすることも可能◎ LEDライトや三脚を必要な時に、瞬時にセットできます。

Evoの本体に三脚をセット

4、100通りの表現が楽しめるレンズエフェクト×フィルムエフェクト

各10種類から自在に組み合わせを変えられるレンズ×フィルムのエフェクトは、全部で100通りの表現を楽しむことができます。レンズエフェクトでは、スタイリッシュな『色ずれ』、感光したフィルムのような『光漏れ』、フィルムエフェクトでは、味わい深い色味の変化を楽しめる『イエロー』や『ブルー』、ノスタルジックな『レトロ』など、注目のエフェクトから実際の撮影例をご紹介◎

★人物

『魚眼』と『淡い』のエフェクトを設定し人物を撮影したチェキプリント

▲レンズエフェクト『魚眼』+フィルムエフェクト『淡い』

『色ずれ』と『ブルー』のエフェクトを設定し人物を撮影したチェキプリント

▲レンズエフェクト『色ずれ』+フィルムエフェクト『ブルー』

『光漏れ』と『イエロー』のエフェクトを設定し人物を撮影したチェキプリント

▲レンズエフェクト『光漏れ』+フィルムエフェクト『イエロー』

★モノ

『ミラー』と『ブルー』のエフェクトを設定しモノを撮影したチェキプリント

▲レンズエフェクト『ミラー』+フィルムエフェクト『ブルー』

『色ずれ』と『イエロー』のエフェクトを設定しモノを撮影したチェキプリント

▲レンズエフェクト『色ずれ』+フィルムエフェクト『イエロー』

『ハーフフレーム』と『ビビッド』のエフェクトを設定しモノを撮影したチェキプリント

▲レンズエフェクト『ハーフフレーム』+フィルムエフェクト『ビビッド』

★風景

『光漏れ』と『イエロー』のエフェクトを設定し風景を撮影したチェキプリント

▲レンズエフェクト『光漏れ』+フィルムエフェクト『イエロー』

『ミラー』と『モノクロ』のエフェクトを設定し風景を撮影したチェキプリント

▲レンズエフェクト『ミラー』+フィルムエフェクト『モノクロ』

『光漏れ』と『ビビッド』のエフェクトを設定し風景を撮影したチェキプリント

▲レンズエフェクト『光漏れ』+フィルムエフェクト『ビビッド』

5、持ち運びできる専用ケースでどこでも撮影を楽しもう

Evoの高級感溢れる本体の質感に合わせた専用カメラケースは、ケースを装着したままの撮影も可能な便利アイテム。厚みのあるボディで、Evo本体をしっかり守ってくれるので、お出かけ時の持ち歩きも安心です。専用ケースのカラーはEvoの本体カラーとマッチしているので、セットで自分へのご褒美や大切な人へのプレゼントにするのもおすすめ◎

Evo本体と専用カメラケース「ブラック」

▲専用カメラケース「ブラック」

専用カメラケース「ブラウン」を装着したEvo本体

▲専用カメラケース「ブラウン」

多様な機能を兼ね備えたEvoなら、どんな被写体もシャッターを押すだけで自分らしい表現に変えてくれるはず。直感の赴くままにEvoを操って、自己表現をカタチに、また思い出を色鮮やかに切り取ってくださいね。

※1 instax、チェキ、チェキプリント、instax mini Evoは、富士フイルム株式会社の登録商標または商標です。

※2 Android端末およびiOS端末対応の無料アプリ。Android端末の場合はGoogle Playより、iPhoneなど iOS端末の場合はApp Storeより取得可能。 Android、Google Playは、Google Inc.の商標または登録商標です。iPhone、App Storeは、Apple Inc.の商標です。 iPhone商標は、アイホン株式会社のライセンスに基づき使用されています。

※3 チェキプリントはイメージです。

photo by 高見 知香
text by Hyodo Kazuki