
OTAがinstax mini 41™で切り取る“ジブンスタイル”。無限のアイデアを1台でカタチに
「価値観が変わりました」。instax™ チェキの最新エントリーモデル「instax mini 41™(以下、mini 41)」を使った感想をそう話してくれたのは、オルタナティブヒップホップユニット・KOMOREBIのDJやモデルとして活躍するOTAさん。これまで人生でカメラとあまり触れ合う機会がなかったというOTAさんがmini 41で切り取ったチェキプリント™を軸に、OTAさんならではのチェキ™の楽しみ方や使い方、そして魅力を伺いました。
「mini 41はクラシックなデザインで、誰にでもしっくりくる1台」
自身のアパレルブランド『PLAY HOUR』を手掛けるなど、ファッションアイコンとしても注目を集めるOTAさん。お気に入りだというブラックのトラックジャケットを起点とし、この日は軽やかにストリートなムードが漂うコーディネートを着用。
「mini 41に合わせてコーディネートを組んでみました。ボディのブラックとオレンジのカラーに合わせて、黒を基調にキャップやスニーカーなど、ポイントでカラーを取り入れています。そうすることで、mini 41が主役というより、普段の自分に馴染んでくれるようなイメージでまとめられたかなと思います」
mini 41は「誰にでもハマる1台」とも話します。「僕の中のチェキ™のイメージは、instax mini 12™のようなかわいらしいものだったので、mini 41を初めて開封したときは『イメージと違う!』って驚きました。高級感があって、自分に使いこなせるのか不安になったくらい(笑)。クラシックなデザインなので、ファッションスタイルや性別問わず手に持ったときにしっくりくるカメラだと思います」
「ちゃんと思い出を残したい」。
OTAがmini 41で切り取った、大切な仲間たち
普段はスマートフォンで撮影することが多いというOTAさん。風景写真などを撮ることは少なく、「友だちといるとき」か「SNSのため」に写真を撮ることが多いそう。
「仕事では、コーディネートをSNSに投稿するときに撮影することが多いです。プライベートでは、友だちと一緒にいるときに酔っ払って楽しくなって撮ることが多いですね(笑)。風景の写真はあとから見返しても、自分の場合は『きれいだったな』で終わってしまうので、あまり撮りません。活動に関しても、『自分を残したい』という思いよりも、『メンバーのみんな』や『盛り上がっているお客さん』など、思い出を写真に残したくなります」
あくまで「周りにいる大切な人たちとの思い出」を写真に収めたいというOTAさん。そんなOTAさんがmini 41で切り取ったのは、まさにそんな彼らしいものでした。
「せっかくカメラで撮るならちゃんと思い出を残したいなと思って、お世話になっている人たちをチェキプリント™に収めました。メンバーのみんなや、夜遊びに連れ出してくれる先輩、同じ事務所の子など、本当に僕の身の回りにいてくれるみんなを撮りました。こうしてチェキプリント™に収めたことで、改めて周りに恵まれているなと実感もできました」
「メンバーのSAMが『1枚撮って!』って言ってくれたので撮ったチェキプリント™。出力されたチェキプリント™を見たSAMが『俺めっちゃイケメンやん!』って、渋谷のど真ん中で叫んでいました(笑)。『ちょうだい』って言われたけどムカついたので回収してきました」
「黒色のチェキ™フィルム『CONTACT SHEET』には、メンバーとの思い出を収めてみました。なかでもこの一枚が特に好きです。この日はKOMOREBIのミーティングが何個かあって、メンバーで集まっていたので最後にみんなで『イェーイ!』って感じて撮りました。撮影だからではなく、普段からこんな感じで本当に仲が良いので、その雰囲気がうまく出ていて気に入っています。それに、こうやって『撮らせて』って言ったときに快く撮らせてくれる友だちが周りにいるのはありがたいことですね」
「これはMAXIの意外な一面を捉えたチェキプリント™。実は、MAXIはあんな見た目をして、めちゃめちゃ甘党で。毎回新しい甘いものを見つけると、おいしさを共有するために奢ってくれるんです(笑)。これはその瞬間を撮ったもの。本当に俺らが普段からやっていることを撮った感じですね」
「珍しくDJブースを収めてみた1枚。この日はKOMOREBIとは別の仕事でDJをしていたんですが、目の前にKOMOREBIのポスターが貼ってあって。ポスターに写ったメンバーたちの顔を見ていたら、『別の仕事をしていても、結局こいつらは側にいてくれるんだな』『俺はちゃんとKOMOREBIなんだな』って思えて。そんな気持ちと存在を手のひらサイズに収められた、自分にとっても新鮮な1枚です」
「数秒の感情が出力される新鮮さ」。OTAが感じた、アナログだけが持つ魅力
ここからは、自分用のカメラを手にしたのは人生初めてだったというOTAさんに、mini 41での撮影体験はどのようなものだったのか、そして今後の使い道まで幅広く伺いました。
──OTAさんはこれまでカメラで写真を撮ることはあまり経験されてこなかったそうですね。今回mini 41を日常に取り入れてみて、いかがでしたか?
めちゃくちゃ新鮮な体験で、楽しかったです。mini 41を手にする前は、酔っ払ったときにスマホで友だちを撮るくらいしか写真を撮る機会ってなかったんですが、mini 41を手にしたら、どんどんアイデアが湧いてきて。「これも撮りたい、こういうのを撮ってみたい」って、日常に楽しみが増えた感覚でした。今日もこの後DJしに行くんですが、mini 41を持っていこうと思います。
──イベントでも、良いシーンをたくさん撮れそうですね。
そうですね。それに、毎回mini 41を持ち歩いていたら、『あいつ今日もチェキ™持っていると思うから、撮ってもらおうぜ』って、みんなが集まってくることも増えそうですよね。そういうシーンをいちいち残したいなって思います。かさばらない大きさなので持ち運びもしやすくて。ただ持っているだけでもかっこよくて、気に入っています。
──自分用のカメラを手にするのは初めてだったそうですが、操作には迷いませんでしたか?
実は説明書を読まずに使ってしまったんですが、迷うことなく使えました。シンプルで最高です。それに、周りの明るさにあわせてシャッタースピードやフラッシュ光量を自動で設定してくれるので、初心者の僕でも安心感がありました。フラッシュをたき忘れたせいで写真が真っ暗になることもなく、撮りたい瞬間をかんたんにいい感じに収めることができましたね。
あと、レンズリングをまわすと電源がONになるところに少年心をくすぐられました。なんか、“カメラやってる感”があるというか(笑)。操作はかんたんだけど、ガジェットとしての良さもあるし、見た目も高級感があるので、僕みたいなカメラ初心者だけど良いものを持ちたい人にぴったりだなと思いました。
──見た目についても話していただきましたが、特に気に入った点などはありますか?
僕はこのザラザラの部分(ピラミッドパターンのテクスチャー)が好きです。大人のカメラって感じがして、性別も年齢も問わず使えるデザインですよね。構えているだけで、「プロなんじゃない?」と思わせることができる雰囲気が漂っている気がします。
あと、セルフィーミラーがついていることにも驚きました。僕はあんまり自撮りをしないので、すごく便利だなと。手鏡を持ってなくても、ひげのチェックもできちゃいますね(笑)。
──今回、身の周りの方々を撮影してくださいましたが、このチェキプリント™はどのように使う予定ですか?
チェキプリント™のサイズ感がちょうどいいので、スマホケースに挟みたいですね。今ステッカーを入れているので、そこに仲間入りさせたいです。あと、部屋にも飾りたいなって。友だちの名前をチェキプリント™のフチに書いてズラッと貼りたいです。
それに、いまってSNSに写真を投稿するのが当たり前になっているので、部屋だけに飾っておいたら「知る人ぞ知る」って感じがしていいですよね。また違った思い出のかたちになるし、宝物って感じもするし。
──では、今後mini 41で撮りたいものや、使いたいシーンはありますか?
撮りたいのは、やっぱり僕の周りの人たちが楽しんでいるところ。その日偶然会った友だちとか、久しぶりに会った人とかをmini 41で撮影したいです。今回撮影してみて、数秒の表情とか感情がその場で出力される体験が本当に不思議でおもしろかったので、1つの出会いを1つのフィルムに収めたいなと。……臭いこと言っちゃいましたね(笑)。
あと、撮ったチェキプリント™を飾るだけじゃなく、その場で相手にあげるのもいいなって。もらったらうれしいと思うし、あとから見返して「そういえばこんなことあったわ」とか「お前このときのこと覚えてる?」って会話もできますし。あ、マネージャーがベロベロになったところとか、友だちの変顔も撮りたい(笑)。とにかく制限を設けずに、いろいろ試してみたいです。
──では最後に、初めてチェキ™を使ったOTAさんの視点で、特にどんな人にmini 41の使用をおすすめしたいかを教えてください。
一番は、やっぱりスマホでの撮影に慣れている人です。スマホで撮影してフィルターをかけたりするのもいいけど、アナログだからこその良さがあるっていうことを伝えたいです。mini 41で撮影しただけで、とても新鮮で刺激を受けました。よくスマホで写真を撮る人や、自分の服とか趣味のものを写真に収めている人たちに、特に試してみてほしいです。本当に価値観が変わるんで。
※ instax、チェキ、チェキプリント、instax mini 41、instax mini 12は、富士フイルム株式会社の登録商標または商標です。
※ チェキプリント™はイメージです。
photo by 垂水佳菜
text by 那須 凪瑳
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