「instax mini Link+™」が切り拓く、スマホプリンターの可能性。コンテンツの細部まで表現する技術と担当者のこだわり
「好き」に囲まれた空間作りを、チェキプリント™でより手軽に叶えてくれるのが、2026年1月30日より発売されたスマホプリンター「instax mini Link+™」(以下、mini Link+)です。重厚感のあるブラックにオレンジのアクセントが映える本体デザインに加え、文字や細かな絵柄までくっきり表現できる「Design Print」機能など、コンテンツのプリントを楽しむための仕掛けが満載。今回は商品企画の吉田さんに、開発背景やおすすめの楽しみ方を伺いました。
部屋に置きたくなるスマホプリンター。mini Link+は上位モデルとして何が違う?
──まず、mini Link+とはどんな製品でしょうか?
mini Link+は、mini Linkシリーズの上位モデルとして登場した機種です。何が上位なのかというと、大きく2点の特徴があります。まず外観のデザインですね。2024年9月発売のinstax mini Link 3™が丸くて女性らしいデザインなのに対し、mini Link+は重厚感のあるどっしりとした見た目とメタリックな質感のブラックに、オレンジのコントラストカラーをパキッと使用した、高級感のあるデザインを採用しています。
もうひとつは「Design Print」という新しいプリントモードの搭載です。従来のmini Linkシリーズよりも、画像処理能力を高めたモデルとして企画しました。

──1点目に挙げてくださったデザインについて、これまでと大きくイメージの異なる外観にしたのはどうしてですか。
既存のmini Linkシリーズは女性のユーザーが多いのですが、もっと男性にもmini Linkシリーズを使ったチェキプリント™を楽しんでいただきたいと考えたのがきっかけです。
ただ、「男性向け」と限定しているわけではありません。最近のユーザー調査を通して、「好きなものに囲まれて過ごしたい」という気持ちの強い人が、男女問わず増えていることがわかりました。自宅のインテリアや、ファッションのアイテムとして「好きなもの」を取り入れているようです。
そこで、mini Link+は「好きなものに囲まれたい20代後半の男性」を中心にイメージし、そういった方がインテリアとして部屋に置きたくなるような外観を目指しました。また、付属のリストストラップは、プリンターを壁などに吊り下げていただく使い方も想定しました。

──男性に使ってもらうイメージとしてありつつ、鮮やかなオレンジを差し色として使っているのがinstax™らしいなと感じました。
様々な配色案のサンプルを作って、デザイナーと議論を進めていきました。ベースのブラックはすぐに決まりましたが、差し色はブルーやグリーン、イエローという案も候補に挙がり、決めるのが難しかったです。世界各国でヒアリングを進めた結果、最終的にオレンジが圧倒的な人気だったので、この色に決まりました。
──オレンジを全面に使ったケースもすてきです。
こういったはっきりした色合いのケースは今まであまりなかったので、印象的ですよね。本体のコントラストカラーであるオレンジを採用しつつ、レザー素材にすることで、アクセントのある見た目と上質さを両立するようなデザインになりました。
──既存のmini Linkシリーズから雰囲気は変わりましたが、同じく一体感も感じます。最新機種として“残した”要素もありますか?
サイド部分に縦ラインのパターンが入っているのは、既存のmini Linkシリーズから引き継いだデザイン要素でもあります。少し力強さを出しつつも、シリーズとしての共通点も意識しました。

また、mini Linkシリーズの共通点ではありませんが、instax™ 製品としてデザイナーがこだわったのが、ロゴの部分です。よく見ると本体の「instax™」の「i」の上部がネジになっているんです。美しく見せつつ、遊び心を感じさせる工夫はinstax™らしい点かなと思います。

文字も質感も“くっきり”。コンテンツのプリントを押し広げる新機能
──2点目の特徴として挙げられていた新機能「Design Print」について、搭載の背景を教えてください。
この機能も「好きなものに囲まれる」という観点から、コンテンツのプリントを楽しんでもらおうと考えて開発しました。部屋に好きな映画のポスターを貼ったり、おしゃれなイラストを飾って楽しむ方がいらっしゃると思いますが、チェキプリント™も同様に使ってもらいたいなと思ったんです。ポートレートや風景撮影に使っていただくのももちろんうれしいですが、それ以外のコンテンツのプリントにも使ってみてほしいです。
──「チェキプリント™特有の風合い」を保ちつつ、「細部を鮮明に表現する」機能として画期的です。
文字やイラストが中心のコンテンツでは、「しっかり際立たせたい」細かい要素が多いと思います。そこで、今までのinstax™のなめらかで柔らかい表現だけでなく、細部まではっきりくっきり表現できる新たなプリントモードの検討がスタートしました。
プリンター本体の画像処理能力を高め、黒い色・濃い色をはっきり際立たせるために、アプリ側でシャープネスの処理も掛け合わせたりして、開発の皆さんと試行錯誤しました。何回も試し刷りをして、どの条件が一番コンテンツの細部をくっきり表現できるか、画質の調整を重ねましたね。

──専用アプリのメジャーアップデートで使えるようになったPinterest®との連携も、コンテンツのプリントに便利な機能ですよね。
はい。Pinterest®で保存した画像を、専用アプリに直接取り込んで、気軽にプリントできるようになりました。コンテンツのプリントの魅力を多くの方に知ってもらうために、この機能はmini Link+だけではなく、mini Linkシリーズのアプリに共通で使えるようにアップデートしています。
一言で「コンテンツ」と言っても、アイドルやキャラクターだけではなく、幅広い種類があると思います。自分の好きなコンテンツを探せるプラットフォームは世の中に様々ありますが、そのなかでもグローバルで多くの方に使われているPinterest®とコラボレーションができたら、チェキプリント™の楽しみの幅が広がるのでは、と考えました。

今回のアップデートのポイントは、Pinterest®との連携以外にもコンテンツのプリントを楽しむ方の目線になって、使い勝手に徹底的にこだわった点です。例えば、お気に入りの画像をmini Linkアプリに取り込んで一覧表示させる「Collection」機能がその一つです。従来のようにプリントする時にその場で画像を選ぶのではなく、日頃スマホの写真アプリやPinterest®アプリに保存された画像からプリントしたい画像を選んで、事前にmini Linkアプリに取り込んでおくことができる機能です。
通常のスマホの写真アプリの中って、写真もあればスクリーンショットもあればと有象無象になっている場合が多いですよね。この機能があると、プリントする時に既にmini Linkアプリ上に厳選されたリストからすぐに選ぶことができます。お気に入りの画像が並んだアプリ画面を見ながら、どれをプリントしようか、と考えるのがとても楽しくて、私自身気に入っています。

──コンテンツをプリントするにあたって、「フィットモード」も便利な機能だなと感じました。
この機能は、私から「絶対に搭載してください」とお願いしていた機能です。instax™カメラで撮影してプリントする場合と違って、コンテンツ画像はチェキ™フィルムの縦横比とサイズが合わず、プリントした時に画像全体が表示されないことがありました。せっかく好きな雑誌の表紙やポスターをプリントしても、イラストや文字が見切れちゃったりするのってすごくストレスですよね。これはどうにか解決したいと思って、企画したんです。小さいことですが、こだわりの機能です。

──専用アプリ内に新しく備わった、「シミュレーション機能」もコンテンツのプリントの楽しみ方をリアルにイメージさせてくれる機能です。
コンテンツのプリントってどういう使い道があるか考えた時に、やっぱりインテリアやファッションの一部として使う人が多いのではないかと考えました。チェキプリント™を額縁に入れて壁に飾ったり、棚に立てかけたり。SNSでは、そんな使い方をしてくださる方をよく見かけます。
そういった使い方を、わかりやすくイメージしてもらえるように4つの場面を再現した「シミュレーション機能」として落とし込みました。 事前にスマホ内で確認できるので、気軽に試しながら、スムーズにプリントできると思います。私自身も好きなコンテンツをPinterest®で探してプリントして、スマホの裏に入れて持ち歩いています。いろいろな楽しみ方をもっと知ってもらえたらうれしいです。
シミュレーション機能で飾り方を試した複数の画像を一括でプリントできる「マルチプリント機能」も新たに搭載しています。気に入った画像を一気にプリントできるのでとても便利です。

──シミュレーションした後は、実際に飾りたくなりそうです。同時発売された「instax™miniフォトフレーム」はチェキプリント™を部屋に飾るのにぴったりですね。
今回コンテンツのプリントに特化しようと決めていたので、せっかくならそれに合わせてフレームを作ろうという話になりました。フレーム本体にも台紙にもチェキプリント™を貼る位置のガイドがついているので、かんたんにきれいに飾ることができます。
いろいろなタイプの部屋に馴染むデザインになっていると思うので、こちらもぜひ試してみてください。

──最後に、mini Link+を使うユーザーの方にメッセージをお願いします。
部屋の壁にちょっと寂しいところがあるときや、ファッションにワンポイント欲しいとき、好きなコンテンツをプリントして足してみるのはどうでしょうか。新しいチェキプリント™の使い方としてぜひ活用してもらい、チェキプリント™が生活を彩るアイテムのひとつになったらうれしいです。

“好き”を集めて飾るチェキプリント™の活用を提案するmini Link+は、日常の楽しみを増やしてくれる1台になること間違いなし。みなさんもお気に入りの一枚をプリントして楽しんでください。Cheki Pressでは今後もmini Link+の関連記事をお届け予定。お楽しみに!
※ instax、チェキ、チェキプリント、 およびinstax mini Link+は、富士フイルム株式会社の登録商標または商標です。
※ チェキプリント™はイメージです。
※ PinterestおよびPinterestロゴは、Pinterest, Incの商標または登録商標です。
※ Pinterestおよびスマホから取り込んだ画像のご利用にあたっては、著作権等の法令で認められる範囲でお楽しみください。詳細は専用アプリの利用規約をご参照ください。
photo by 高見 知香
text by 白鳥 菜都
今回使用したチェキ
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