「INSTAX Palって愛がある」。シンガーソングライター・矢作萌夏が思う、“スマホになくてチェキにあるもの”
2023年10月、INSTAX“チェキ”シリーズ初となる「撮影」に特化した手のひらサイズのカメラ「INSTAX Pal™(パル)」*1が登場しました。撮影した画像をスマホプリンター「INSTAX Link ™」シリーズを使ってチェキプリントすることもスマホに保存することもできる、アナログとデジタルの良さを兼ね備えたINSTAX Palは“まったく新しい撮影体験”ができるニュータイプのチェキカメラです。
今回は、写真を撮ることが趣味だというシンガーソングライターの矢作萌夏さんが、INSTAX Palを使って日常を撮影。デジタルネイティブ世代でもある矢作さんがINSTAX Palを使って感じた、“スマホになくてチェキにあるもの”とは?
PROFILE
矢作萌夏
シンガーソングライター。2002年7月5日生まれ。
元AKB48。2018年1月21日ドラフト3期生としてAKB48に加入。2020年2月4日卒業。活動2年にも関わらず、ソロコンサート、シングル表題曲センター、地上波TV番組レギュラー、第2回AKBグループ歌唱力No.1決定戦優勝、写真集発売など数々の偉業を成し遂げる。2023年7月5日、配信シングル「Don’t stop the music」をリリース、同日に1st Live “Rebirth”を行い、シンガーソングライターとしての活動を開始。2023年10月25日には、メジャー1st EP「spilt milk」をリリース。
*1 INSTAX、チェキ、INSTAX PalおよびINSTAX Linkは富士フイルム株式会社の登録商標または商標です。
「ちっちゃすぎてびっくり。めっちゃかわいいじゃんって」
「手元にINSTAX Palが届いたときの第一印象は『ちっちゃい!本当にこれで撮影できるの?』でした(笑)。それと同時に、めっちゃかわいいじゃんって」
等身大でINSTAX Palの第一印象を話してくれた矢作さんは、普段使用しているカメラとの違いについてもこう話します。
「私は普段インスタントカメラやフィルムカメラをよく使うんですが、やっぱりかさばるんですよね。だから、これなら気軽に持ち歩けそうだなってうれしかったです。私はポケットに入れたりバッグのミニポケットに付けたりして持ち歩いていました」
INSTAX Palを使って、プライベートと仕事現場どちらも撮影してくれたという矢作さん。その過程には、写真好きの彼女だからこその発見の数々がありました。
“カメラ嫌い”なペットに
「実家で飼っている5匹の猫ちゃんたちのチェキプリントです。すごく良いなと思ったのが、INSTAX Palは小さいので猫ちゃんたちに『撮影していること』がバレないんです。スマホやカメラだと怖がられちゃうんですが、手の中に隠して撮影したらバレずにかわいい姿を撮影できました。あと、起動音の『ポヨヨン』って音に猫ちゃんたちが反応して、一斉にこっちを向くのもかわいかったです(笑)」
“仲が良すぎる”友だちと
「仲の良い友達と新大久保にご飯を食べに行ったときに撮ったもの。この子はよく遊ぶ友だちなのであんまり写真を撮ることはないんですが、ポケットからぱっと出せるので自然と撮影できて。スマホよりも不思議と気軽に撮れました」
“自撮り”だけじゃなく“他撮り”にも
「広角レンズなので、顔に近づけて撮るとかなり“盛れ”ます!フラッシュONだともっといい感じ。自撮りするときは片手でカメラを持つことが多いので、カメラが重いと腕が揺れちゃって利き顔をうまく撮影できないんです。でもINSTAX Palは軽いから、利き顔をうまく撮れました。右のギターを持っているチェキプリントは、イベントのリハーサル中にマネージャーさんに撮影してもらったもの。操作が簡単なので、人にも気軽に撮影をお願いできてうれしいです」
日常の風景に“新たな発見”が
「最近、夜に友達と羽田空港に行って朝まで過ごすっていうのにハマっていて。これは羽田空港にある24時間営業のカフェから見える風景です。空港って色んなハプニングが起こって面白いんですよ。『荷物がない!』とか『今どこにいるの?』とかって慌ただしくしている人たちを人間観察しながら朝まで過ごすのが定番になっています(笑)。INSTAX Palは広角レンズで視野におさまらない範囲まで撮れるので、風景を撮影したら色んな発見がありそうですよね」
INSTAX Palには愛がある。「私とINSTAX Palは“相棒”です」
学生時代から「写真を撮りまくっていた」という矢作さんにとって、撮影することと楽曲作りは切り離せないもの。そんな矢作さんに、INSTAX Palでの撮影体験と、デジタルデータをチェキプリントすることの意味について伺いました。
──矢作さんは学生時代から「撮影すること」が好きだったそうですね。
はい。友達を撮ってあげるときは連写しちゃうから、「そんなにいらないよ」ってみんなにツッコまれちゃって(笑)。なぜか「今を残したい」って気持ちが強くて、色んなものをとにかく撮りまくっちゃうんです。
──では、INSTAX Palを使用してみて、新たな気づきなどはありましたか?
スマホでは毎日スクロールしきれないほど写真を撮るのですが、もう慣れてしまって流れ作業みたいになっていて。特別感がないんです。でもINSTAX Palは、撮った直後に「うまく撮れているかわからない」っていうワクワク感が味わえて、とっても新鮮でした。アプリでステッカーを貼ったり、明るさを変えたりできるのも楽しかったです。
あと、INSTAX Palは「カメラ」なのに、なぜか生き物っぽくて。専用アプリで名前を付けられたり、起動音が鳴き声っぽかったりと、雑には扱えなかったです。私とINSTAX Palは、もうパル(Pal=相棒)ですね。
──使っていると、どんどんINSTAX Palと仲良くなっていく感覚になりますよね。
そうですね。スマホで「どれをプリントしよう?」って選んでいる過程も楽しくて。それを大切な(チェキフィルムの)1枚にプリントするってめちゃくちゃ貴重な体験で、1枚1枚に“愛”をめちゃくちゃ感じました。スマホに慣れている同世代の子たちにも、INSTAX PalとスマホプリンターのINSTAX mini Link 2をセットで使ってみてほしいって思いました。
▲チェキプリントをシールでデコレーションしてもらいました♪
──矢作さんは写真を見返して歌詞を書くこともあるそうですね。今後INSTAX Palで撮影してみたいものはありますか?
写真を見返して歌詞を書くときは、景色や風景など「抽象的な写真」を参考にすることが多いんです。あとから拡大してじっくり観てみたら、端の方でカップルが喧嘩していたり(笑)。
INSTAX Palでは、「景色がきれいな場所」を撮ってみたいと思いました。「1枚におさめる」っていう感覚がスマホよりも強いので、旅行先のきれいな景色を撮影してみたいです。今後、「多機能リング越しの君」って歌詞が出てきたら、それは間違いなくINSTAX Palのことですね(笑)。
photo by Kana Tarumi
text by 那須凪瑳
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