俳優、歌手・桜田通が初体験するスマホプリンターSQUARE Link。チェキプリントで再認識した“人好きな”自分
「僕はとにかく人が好きなんだなって。今回の取材でそう再認識しました」。
丁寧に言葉を紡ぎながら、そう語ったのは俳優の桜田通さん。2005年にデビューし、『ミュージカル・テニスの王子様』や映画『劇場版さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン』、ドラマ『コーヒー&バニラ』、Netflix『今際の国のアリス』などの人気作品に出演。さらにファションブランドやコスメブランドのアンバサダーも務め、2023年には歌手デビューも果たすなど、近年ではマルチな才能を発揮しています。
そんな桜田さんが今回、スクエアフォーマットが特長のスマホプリンター“チェキ”「INSTAX SQUARE Link™(以降、SQUARE Link)」*1 に初挑戦。独自の視点で切り取った様々な写真をチェキプリントしながら、被写体に込められた想いや、クリエイティブに対してのこだわりを幅広く語ってもらいました。
PROFILE
桜⽥通
2005年のドラマ「瑠璃の島」にて映像デビュー。
ミュージカル版「テニスの王⼦様」(06~07) の主⼈公・越前リョーマ役に抜擢されて以降、様々な話題作に出演。最近では、ドラマ「コーヒー&バニラ」や、世界的に⼈気の⾼いNetflix「今際の国のアリス」シリーズに出演をきっかけに、グローバルを視野にいれた活動に注⼒。2023年はドラマ「クールドジ男⼦」で主演を務め、映画「⼤名倒産」では初めてとなる時代劇に挑戦するなど、役者として活動の幅を広げている。10代での映像デビュー以降、数々のドラマや映画に出演し研鑽を積み上げてきた役者業はもちろん、⾃⾝のSNSでの影響⼒がファッション業界などで⾼く評価され、有名メゾンをはじめ、様々なクリエイターやファッション感度の⾼い若者からも⼤きな⽀持を得ている。
様々な活動の中で、⾃⾝の想いをより広く届けていくアプローチの⽅法として、アーティストとしての活動を決意。2023年5⽉12⽇ ポニーキャニオンが運営するearly Reflectionの新レーベル“Pandrec”より楽曲「MIRAI」でメジャーデビュー。
「痛みの先にある希望を込めたい」。桜田通さんが歌う“理由”
多様な役柄を演じる人気俳優として活躍する一方で、2023年にシングル『MIRAI』でメジャーデビュー。その記念ツアーでは新曲を続々披露するなど、ミュージシャンとしてのクリエイティビティを存分に発揮している桜田さん。新たにリリースされる『Let you know」はユニークなやり方で制作された曲だと語ります。
「普通は音源を配信やCDでリリースした後にライブで披露するものなのですが、今回はレコーディング前にライブで演奏したんです。『ファンの皆さんがこんな顔で聴いてくれたな』『こんな感想を教えてくれたな』と思い出しながらレコーディングできるから表現しやすかったですね。これから作る曲は収録前に全部ライブでお披露目できないかと思ったくらいです(笑)」
最近作った中でも特にお気に入りの一曲と話す「Let you know」。ラブソング調の歌詞が生まれた経緯をこのように話します。
「僕が音楽を作るときは絶対に“理由”があって。最初は『ライブのセットリストにこんな曲があったらいいな』というシンプルな考えから作り始めたんです。でも、歌詞を作っているうちに『この想いは大切に残しておきたい』という気持ちを歌いたくなって。恋愛だけのことを歌っているように聞こえますが、実は僕の人生そのものが反映されていると言っていい一曲なんです」
メジャーデビュー曲『MIRAI』では「なんとか意味を背負って生きてる」「未来はそんなに悪くない」など、桜田さんが手がける歌詞は聞く人の側にそっと寄り添い、前向きな気持ちにさせてくれます。その根元にある思いとはなんでしょうか?
「痛みや喜びは突き詰めるとその人にしか理解できないものだと考えていて。だからこそ、50%分かち合えただけでも嬉しいんです。そんな考えから、僕が経験してきた悲しさや辛いこと、その先にある少しの希望を歌詞に込めていて。もし共感してもらえたり、『こんな考えの人がいるんだ』という“引き出し”の一つになってくれれば、僕の活動にも意味があるものになると思うんです」
「“人”のことを思い出したい」。桜田さんとチェキプリントの関係
「専門領域以外のことはプロに任せたいんです。だからカメラに対しては『僕が写真を撮る意味って?』『一度やるからには極めないと』と身構えてしまって(笑)。だから今回の取材ではとても新鮮な体験ができました」
チェキについても「イベントなどでファンの皆さんと写真を撮るためのもの」だったという桜田さん。初めて触れるSQUARE Linkを使って日常のワンシーンをチェキプリントした感想をこう語ります。
「スクエアフォーマットなのがいいですね。SNSで慣れ親しんだフォーマットと同じなので、直感的に使えました。印象に残っている一枚は、母親の家に置いてあるもみの木。僕が関わっているブランドの方からいただいたオーナメントを2人で飾り付けたんです。この歳になって母親と一緒にいる機会も増えてきて。クリスマスの過ごし方も変わってきた気がしますね」
「撮影をした12月に僕の誕生日があったんです。それをきっかけにお世話になっている仕事仲間と集まる機会が多くて。みんなでホームパーティーをした時にいただいた誕生日ケーキや、みんなで食べたパエリアの写真もお気に入りですね。もらった時の嬉しさを何度でも思い出せるじゃないですか。食べたらなくなってしまうものをずっと残せるって、素敵だなと思います」
「普段あまりやらない自撮りにも挑戦しました。これは僕のカレンダーの撮影で動物園に行った時のオフショット。そこで買った餌を持っていると、猿が肩に飛び乗ってくるんですよ。なかなか触れ合う機会がない動物だったのですが、マイペースで可愛くて癒されましたね。この時は我ながら自然な笑顔が撮れました(笑)」
「取材でしっかりメイクをした時、記念にとった写真です。目の周りにラメを入れたり、リップをしっかり塗ったりして、普段の自分とは違うなと。メンズコスメのお仕事をいただく機会が多いのですが、やっぱりメイクってテンションが上がりますね」
「撮影現場にある靴もつい撮ってしまいました。結局そのときに履く機会がなくても、スタイリストさんが用意してくれたものですから。こうやって形に残しておきたくなりますよね」
「シンプルな服を着ることが多いので、アクセサリーで味付けをすることが多くて。これは普段から気に入って身につけているジュエリー、ネックレスやブレスレットですね。どれも仕事を通して出会ったものばかりで、身に付けるとお世話になっている皆さんの顔が浮かびます」
人生初のSQUARE Linkに挑戦し、写真の魅力を再確認したという桜田さん。スマホプリンターでチェキプリントする写真を選ぶ中である発見があったのだとか。
「僕が『ものとして残したい』と感じる写真にもやっぱり“理由”があるようです。それは関わってくれた人のことを思い出せるものばかりだということ。僕は好きなものに囲まれていたい性格なのでSQUARE Linkは合っているかもしれないですね。これから撮ってみたいのは、やっぱりお世話になっている人です」
*1 INSTAX、チェキ、INSTAX SQUARE Linkは富士フイルム株式会社の登録商標または商標です。
text by 山梨幸輝
photo by ヨシノハナ
hair&make by 和田しづか
styling by柴田 圭(tsujimanagement)
コート ¥137,500、半袖柄シャツ ¥46,200 共にYUKI HASHIMOTO/
ニットTシャツ ¥25,300、パンツ ¥46,200 共にATTACHMENT/
※お問い合わせ先:Sakas PR
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