
忍舞さんがプリントしたい、更新される特別な毎日 /“チェキ” instax Link WIDEのある暮らし
ワイドフォーマットフィルムに対応した新スマートフォン用プリンター「“チェキ” instax Link WIDE(以下、Link WIDE) 」。テキストメッセージや位置情報、SNSのURLなどをQRコードにして画像と一緒にプリントできるLink WIDEは、アイデア次第で様々な使い方ができるチェキプリンターです。複数人での集合写真や風景写真など、instaxシリーズで最も大きなフォーマットを活かしたプリントに加え、小型かつ軽量なので日常使いからお出かけ時にも大活躍の予感。
今回お話を伺うのは、モデルとして活躍する傍ら、アパレルブランド『WOM(ワム) 』 のプロデュース、SNSでは「#しのぶん飯」でヴィーガンレシピを発信するなど、お仕事からライフスタイルまでこだわりある世界観が魅力の忍舞さん。日常のふとした瞬間や息子さんとの思い出の一枚をLink WIDEでプリントしてもらい、画像をカタチにすることで広がる表現や撮影秘話についてお話を伺いました。
PROFILE
忍舞

1986年宮崎県生まれ。2018年に男の子を出産。女性誌を中心にモデルとして活躍するほか、自身のアパレルブランド「WOM(ワム)」のプロデュース、SNSでは「#しのぶん飯」として食のこだわりを発信するなど、生き方やライフスタイルにも注目が集まる。
笑も涙も。“はじめての瞬間”を忘れないように
「息子が生まれてから、写真を撮る頻度がとても高くなりました。『ハイ、チーズ!』と言ってもじっとしていないので、撮り損なわないようにムービーと写真の二刀流。しかも1回撮るごとに連写してしまうので、スマホの画像フォルダもあっという間にデータが溢れ返ってしまって……(笑)」
ブランドのディレクションから、モデルのお仕事、Instagramの投稿まで、写真は身近な存在でも仕事とプライベートでは全く別物。以前はカメラを持ち歩いていたという忍舞さんも、子育てをするようになってからはすぐに取り出せるスマートフォンのカメラが欠かせないそうです。
「いきなり言い間違えたり歌っていたり転んだり……。息子と過ごしていると日々色々な瞬間がありますが、過ぎてからいつも『……あ!(撮り逃した……!)』となるんですよね。そういう本当にさりげない瞬間を撮っておきたいなと思います。例えば子どもって擬音語も違ったりするんですよ。犬の鳴き声は『ワンワン』、電車だと『ガタンゴトン』と大人は固定概念があるじゃないですか。その擬音が違うので、あ、そう聞こえるんだと。でも、2回は言わない」
「他にも、『たまご』が言えなくて、ずっと『かがも』なんです。数字の3は親指と人差し指と小指。まだ指が短いから小指と親指が届かないんですよ。確かにその方がやりやすいなと思って。擬音語もポーズも人それぞれでいいはずなのに、皆一緒になっていくのってちょっと寂しいですよね。はじめての瞬間から、子どもってあっという間に成長していく。何も言わずに直さなくても、どんどん普通になってしまうから。あえて訂正しないようにしています」
可愛く撮るよりも、「あぁこの時はこういうことがあったんだな」と撮影時を振り返られるような写真を撮りたい。転んでも泣いても、その時間はもう二度と訪れないと思うと、ついシャッターを切ってしまうという忍舞さん。それでも、意識していないと残しそびれてしまうのが、家族写真だと言います。
「子どもと写真を撮ろうとすると、2人だけでいることが多いので、ポーズを決めて撮る写真ばかりになってしまうんです。写真館で撮るようなキメた一枚もいいですが、自然体の写真がいいなと思うと、なかなか撮れない。一緒に過ごした楽しい瞬間の家族写真って、残しそびれていたりするんですよね。今日は珍しく撮影できた家族写真の中でも特に飾っておきたいなと思う画像をチェキプリントにしてみました」

「息子に不意打ちのチューをされて嬉しかったときの一枚や、『WOM』の展示会に息子と愛犬もきてくれて3人で一緒に撮ったもの。ワンコにも正面を向くように声をかけてもらったんですけど、今見るとみんな別々の方向を向いていますね(笑)」

記録ではなく思い出。いつか一緒に見返したい
仕事に育児に、気がつけばあっという間に過ぎていく毎日。スマホのカメラロールにはどんな写真が溜まっているのでしょうか?
「スマホだと、たくさん写真を撮っておいても、撮りっぱなしになって結局見返さないんですよね。逆にプリントするとなるとちゃんと見ちゃう。最初は自分で作った料理の画像もいいかなと思っていたんですが、いざプリントするぞとなったら全然選んでいなくて。自然と見返したいと思う瞬間をプリントしていました。記録ではなくて思い出の写真ですね」
プリントされてふわぁっと画像が浮かび上がってくるのを待つ時間。色が徐々に濃くなっていくチェキプリントを手に取ると、撮影したその日の空気や温度をつい昨日のことのように思い出してしまうから不思議です。最近は自分で写真を撮ることを覚えたという息子さんとのエピソードも話してくれました。
「スマホのロック画面を右にスライドしたらカメラが起動するということを息子が覚えてしまって。いつの間にか何百枚も撮られていたりします。息子が撮った写真だと、思いのほか『何だこのアーティスティックな写真は……!』となることもありますね。もちろん、自分が撮られることをわかっていてしっかりポーズを取るときもあるんですが、顔が隠れてしまっていたりといつも独特(笑)どういうポーズ?と。男の子って常に何かと戦っています。相手は落ちている葉っぱでもクッションでも良くて、何か自分の中で事件が起きてるみたいです」
一枚一枚は、日常の何気ないひと時。おいしいご飯は、レシピさえあればもう一度つくれるかもしれない。けれど、大切な人と過ごした、そのシチュエーションはもう二度と来ないと思うから。せっかくなら離れて暮らす両親にもこの瞬間を共有したい。そして数年後、成長した息子さんに手渡せるものを残しておきたいと話します。
「写真を撮った時の声や音をQRコードにしてチェキプリントに埋め込めるのも、絵葉書にして渡したらばあばが喜びそう。メールと手紙の違いに似ている気がします。手紙の方がもらったら嬉しいじゃないですか。写真もこうしてもらうと嬉しい。息子も自分が写っているのに気がついて『あ』って指差していて。大きくなってから見たらどんな反応するのか楽しみですね」
text by Moe Nishiyama
photo by 山本 春花
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