
チェキ™カメラで撮り比べ! あなたが撮りたい被写体と撮影シーンにぴったりなチェキ™はどれ?
クラシカルなアナログ感を楽しめるモデルから、デジタル機能を融合したハイブリッドモデルまで、個性豊かなラインアップが魅力の「instax™ チェキ」シリーズ。ひと口にチェキ™カメラといっても、その仕上がりはさまざま。
今回は、「instax mini 41™」「instax mini 99™」「instax SQUARE SQ40™」「instax mini Evo™」「instax WIDE Evo™」の5モデルを使って、被写体やシーンごとに撮り比べを実施! 晴天/雨天、屋内/屋外、接写/遠景など、シチュエーション別にその魅力を検証します。あなたの「推しチェキ™」はどの一台?
パターン①:晴天×屋外×遠景
▲ 左:WIDE Evoで撮影 / 右:SQ40で撮影
▲ 左:mini 41で撮影/中央:mini 99で撮影 / 右:mini Evoで撮影
まずは全5モデルを使用し、「晴天×遠景」を撮影したチェキプリント™からチェック。同じ構図で撮影していても、WIDEフォーマット>SQUAREフォーマット>miniフォーマットの順に写り込む範囲が絞られていくのもポイント。なかでもEvoシリーズの2機種は、建物の細部まで再現され、シャープな印象。一方でmini 41&mini 99は、青空のグラデーションがどこかノスタルジックで、やさしい雰囲気です。
パターン②:雨天×屋外×遠景
▲ 左:WIDE Evoで撮影 / 右:SQ40で撮影
▲ 左:mini Evoで撮影/中央:mini 99で撮影 / 右:mini 41で撮影
雨天の撮影では、それぞれのカメラの特性がよりくっきり浮かび上がります。Evoシリーズの2機種は、肉眼で見るよりも明るく補正されていて、どんよりとした天気でも被写体がしっかり映える仕上がりに。対して、アナログカメラの3機種は、天候が反映され、しっとりとしたややトーンの落ち着いた印象です。
特に注目したいのが、mini 99で撮影した一枚。カラーエフェクトコントロール(この記事ではライトリークモードを使用)を使うことで、光の差し込みが少ない環境でも、写真全体にニュアンスを加えてくれています。
パターン③:晴天×屋外×接写
▲ 左:mini Evoで撮影/中央:mini 99で撮影 / 右:mini 41で撮影
ミニフォーマット対応の3機種で比較したいのが、晴れた日の接写シーン。日差しがしっかり届く明るい環境でも、仕上がりにはそれぞれの特色が現れます。mini Evoで撮影したチェキプリント™は、実際に目で見た景色に近く、ナチュラルで正確な再現が印象的。
対して、mini 99&mini 41は、やわらかいピントと独特の空気感を演出。日常のワンシーンを“思い出”として記録したいときにおすすめです。
パターン④:雨天×屋外×接写
▲ 左:WIDE Evoで撮影/中央:SQ40で撮影 / 右:mini 99で撮影
▲ 左:mini 41で撮影/中央:mini 99で撮影 / 右:mini Evoで撮影
雨の日の接写では、ハイブリッドカメラの強みが際立ちます。Evoシリーズの2機種は、自然光が少なく、暗くなりがちな場面でも、被写体をきちんと際立たせてくれます。アナログカメラのSQ40やmini 41、mini 99は、周囲の光量に左右されやすく、やや暗めに写る傾向に。リアルな仕上がりもアナログカメラならではの魅力です。
パターン⑤:晴天×屋内×接写
▲ 左:SQ40で撮影/中央:mini Evoで撮影 / 右:mini 99で撮影
▲ 左:WIDE Evoで撮影/中央:mini Evoで撮影 / 右:mini 99で撮影
部屋の中など、室内での撮影では、赤い花のように色のコントラストがはっきりしている被写体がどのカメラタイプでもきれいに写る印象。光量が限られる環境でも、鮮やかな色味が引き立ちます。
一方で、シルバーやグレーなど落ち着いたトーンのインテリア小物は、日光が差し込む時間帯や窓際など、自然光が強く当たる場所のほうが、質感もより豊かに表現されそう。
パターン⑥:雨天×屋内×接写
▲ 左:WIDE Evoで撮影/中央:mini 99で撮影 / 右:mini Evo撮影
撮影シチュエーションの中でも特に暗くなりがちな“雨の日の室内”では、ワイドフォーマット&補正機能の両方を備えたWIDE Evoがおしゃれな一枚を演出してくれます。mini 99は、暗がりの中にも独特の色合いが出てムードのある1枚に。シンプルなmini 41も、素朴で落ち着いた印象に仕上がっており、どちらも“暗さ”を活かした表現が楽しめます。
パターン⑦:晴天×屋外×ポートレート
▲ 左:WIDE Evoで撮影 / 右:mini Evoで撮影
▲ 左:mini Evoで撮影/中央:mini 99で撮影 / 右:SQ40で撮影
晴れた日のポートレート撮影は、どのチェキ™カメラにもマッチする王道シチュエーション。ハイブリッドタイプで撮影すれば、肌の質感や表情のニュアンスまで描写され、よりパーソナルな1枚に。アナログタイプでは、その場の光や空気感ごと切り取ったような、味わい深い写真に仕上がります。
パターン⑧:雨天×屋外×ポートレート
▲ 左:WIDE Evoで撮影 / 右:SQ40で撮影
▲ 左:mini 41で撮影/中央:mini Evoで撮影 / 右:mini 99で撮影
最後は、ハイブリッドタイプが活躍する雨の日のポートレート。深みを増した背景の緑も、Evoシリーズでは鮮やかに写し出されます。光が少ない状況でも被写体の表情がしっかり残るのがハイブリッドならではの魅力。
アナログタイプは暗めに写りがちですが、mini 99はその個性を際立たせた表現が得意。カラーエフェクトを活かすことで、被写体が背景から浮かび上がるような、アーティスティックな一枚に仕上がります。
同じ景色や被写体でも、カメラが違えば写り方も変わるのがチェキ™のおもしろさ。好みの質感や撮りたいシーンに合わせて、ぴったりの一台を選べば、チェキ™時間がもっと楽しくなるはず。あなたの推しの一台をぜひ見つけて!
※ instax、チェキ、チェキプリント、instax mini 41、instax mini 99、instax SQUARE SQ40、instax mini Evo、instax WIDE Evoは、富士フイルム株式会社の登録商標または商標です。
※ チェキプリント™はイメージです。
photo by 高見 知香
text by Kazuki Hyodo
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