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映画『Summer of 85』×チェキキャンペーン始動!俳優・磯村勇斗に聞く10代の思い出とフィルムの魅力

80年代のフランスを舞台に少年たちの忘れられないひと夏の初恋を描いた、フランス映画界の巨匠フランソワ・オゾン監督の最新作『Summer of 85』。この度、2021年8月20日(金)より全国順次公開となる本作と『instaxチェキ』がコラボキャンペーンを実施します。

「とるだけじゃない、あげたいから。」というチェキのコンセプトのもと、映画の感想を写真とともに募集する本キャンペーン。感想が書き込まれたチェキプリントは8月19日(木)まで新宿ピカデリー、8月20日(金)以降にヒューマントラストシネマ有楽町で掲出後、「チェキアルバム」としてまとめられフランソワ・オゾン監督へ贈られる予定です。

今回は映画公開を記念して、8月12日(水)に新宿ピカデリーで行われたプレミア上映会でリモート舞台挨拶に登壇した俳優・磯村勇斗さんのインタビューとともに『Summer of 85』の魅力や見どころ、コラボキャンペーンの詳細についてお届けします。

フランスの巨匠が16mmフィルムで描く、少年たちの儚く美しい初恋物語

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1985年・夏のフランス。16歳の少年アレックスは、あるアクシデントをキッカケに18歳のダヴィドと出会い、忘れられない6週間を過ごすことに。初めての恋に喜び戸惑う繊細なアレックスを演じるのは、注目の若手俳優フェリックス・ルフェーヴル。どこか危うげで自由奔放なダヴィド役には、バンジャマン・ヴォワザン。愛する喜びと苦しさに身を焦がす彼らの姿が誰の心にも甘く切ない初恋の衝動を呼び起こす本作は、世界の名だたる映画祭で高い評価を獲得。劇中を彩る80’sヒットソングやファッションも話題を呼び、多くの映画人や観客を魅了しています。

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原作は、フランソワ・オゾン監督が17歳のときに出会い深く影響を受けたエイダン・チェンバーズの小説『おれの墓で踊れ』(徳間文庫)。全編16mmフィルムで撮影されたノスタルジックな映像美で少年たちのひと夏を鮮やかに映し出す、今期最注目の作品です。

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リモート舞台挨拶に登壇した俳優・磯村勇斗さんにインタビュー
本作の見どころと恋の記憶に重なるシーンとは?

8月12日(水)に行われた新宿ピカデリーでのプレミア上映会には、本作のミュージックビデオでナレーションを務めた俳優・磯村勇斗さんがリモート舞台挨拶に登壇。作品の感想や見どころを語るほか、劇場&公式Twitterに寄せられた「好きな人ができない」「幼馴染に片思い、アプローチするべき?」といった恋のお悩みに答えるコーナーも。磯村さんの初恋エピソードを交えた回答に劇場は大興奮。笑いと共感に満ちた時間となりました。

そして今回、舞台挨拶直前の磯村さんにインタビューを実施。チェキでの自撮りにトライするとともに、『Summer of 85』の見どころと劇中のシーンに重なる自身の思い出、本作の撮影にも使われている“フィルム”の魅力について語ってくださいました。

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──『Summer of 85』、ご覧になっていかがでしたか?

「少年たちの出会いから別れまでの6週間がぎゅっと描かれた、儚いけれど本当に美しい物語だと思いました。フランスの風景やフィルム撮影による柔らかな色彩、2人の繊細なお芝居もすごく素敵です。それらを切り取った監督の素晴らしさも改めて感じました」

──美しい情景が強く心に残る本作ですが、たとえばご自身の10代の思い出と重なるようなシーンなどはありましたか?

「『Summer of 85』にも印象的な海のシーンがたくさん出てきますが、僕の地元も海が近かったので、海岸沿いの風景は今でもずっと記憶に残っています。夏の海は真っ青で、暑いけど風も気持ち良くて、当時好きな人と一緒に歩いたりもして。誰しも美しいものには自然と引き寄せられてしまうし、会話をしなくても眺めているだけで2人の時間が成立するから、海と恋ってすごく相性がいいんだろうなって思いました」

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──本作については「フィルムならではの質感や滲んだ色味によって人物の表情がより豊かに繊細に感じられて、本当に美しかった」と感想を寄せていらっしゃいましたね。

「時代が一周して、今またフィルムの素晴らしさが見直されていますよね。僕もフィルムカメラを使っているんですけど、フィルムでしか出せない色合いや質感ってありますよね。僕らは16mmフィルムに親しみがある世代ではないですけれど、『Summer of 85』を観ていてもどこか懐かしいと感じました。それはきっとフィルムで記録する文化を上の世代の人たちが残してくれていたからだと思うし、映像や写真は後世に贈る宝ものだと思うんです。そして、今この時代に起きていることや感じていることを芝居を通じて残すことは、僕らの仕事のやりがいでもあると思っています」

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──最後に、これから本作を観る方へメッセージをお願いします。

「描かれているのは少年たちの初恋ですが、誰しもが初恋の記憶を思い出すような作品だと思います。心があたたかくなる、そして観た後は一歩前に進めるような気持ちになれる映画なので、ぜひ楽しんでいただきたいです」

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フランソワ・オゾン監督にチェキで感想を贈ろう
上映館にはキャンペーン特製パネルも登場

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コラボキャンペーンでは「とるだけじゃない、あげたいから。」というチェキのコンセプトのもと、映画の上映期間中、公式Twitterにて『Summer of 85』の感想を写真とともに募集します。寄せられた写真は、16mmフィルムで撮影された本作にちなみ、チェキフィルムでプリント。抜粋された投稿は後日アルバムにまとめてフランソワ・オゾン監督へ贈られる予定です。

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新宿ピカデリーには、シアター入り口付近に感想チェキを貼付した本キャンペーン特製の大型パネルが登場。プレミア上映当日、パネルには一足先に本作を観た方たちからの感想チェキがずらり。本作からインスピレーションを得て撮影した風景や鑑賞後の記念ポートレートと一緒に、素晴らしい物語を届けてくれた監督へのメッセージや「初恋って難しい、だからこそ美しい」「ずっと2人を見ていたかった」といった思い思いの感想が綴られていました。なおパネルは今後、ヒューマントラストシネマ有楽町等で順次展示予定です。

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9月30日(木)まで、『Summer of 85』公式Twitterでは感想を大募集! ハッシュタグ「#Summerof85 #感想 #オゾン監督に届け」をつけて、画像とともに投稿してください。また、キャンペーン特製のパネルは、上映館に順次展示予定。全国から寄せられた感想チェキは、鑑賞後のセンチメンタルな心にきっと重なるはず。投稿への参加はもちろん、映画館へお越しの際は、ぜひ特設キャンペーンブースに立ち寄ってみてくださいね。

photo by 高見 知香
interview & text by 野中ミサキ(NaNo.works)
hair and make-up by 佐藤友勝
styling by 齋藤良介

INFORMATION

映画『Summer of 85』

2021年8月20日新宿ピカデリーほか全国公開
公式サイト:https://summer85.jp/
第2弾予告編:https://www.youtube.com/watch?v=KGYH-m-vLOQ&t=6s
監督・脚本:フランソワ・オゾン
原作:エイダン・チェンバーズ『おれの墓で踊れ』(徳間文庫)
出演:フェリックス・ルフェーヴル、バンジャマン・ヴォワザン、ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ、メルヴィル・プポー
配給:フラッグ、クロックワークス
© 2020-MANDARIN PRODUCTION-FOZ-France 2 CINÉMA–PLAYTIME PRODUCTION-SCOPE PICTURES

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