ベビーフォトからアイシングクッキーまで。スイーツアーティスト・KUNIKAがスクエアチェキで残す“好き”と“こだわり”
ロンドン在住のスイーツアーティスト・KUNIKAさん。ロマンティックで独創的なアイシングクッキーで注目を集め、アパレルブランドやキャラクターとのコラボレーション、個展の開催など、国内外で活躍しています。今回は、スマホの画像を選んでその場で簡単にましかくチェキを楽しめるスマホプリンター「“チェキ” INSTAX SQUARE Link(以下、SQUARE Link)」を使って、KUNIKAさんがチェキプリントを体験!ご家族との日常やお気に入りの作品にまつわるエピソードとともに、クリエイターならではの視点でチェキの魅力を掘り下げます!
PROFILE
KUNIKA
日本菓子専門学校卒業。マンダリンオリエンタル東京でパティシエとして修行し、スイーツアーティストとして独立。独自の感性でスイーツとアートを融合した世界観を表現し、数々のブランドやキャラクターコラボレーションを手がける。ヨーロッパ各国を旅し、そこで得たインスピレーションを元に装飾品のようなアイシングクッキー制作を得意とする。現在はロンドンに拠点を移し、ミシュラン三つ星レストランを持つSketchにてパティシエをしながら、創作活動を続けている。
“素敵だと感じた瞬間を思い出せる” KUNIKAさんと写真の関係
普段、富士フイルムのデジタル一眼カメラ・Xシリーズの「X-T2」と「X-S10」を愛用しているKUNIKAさん。今回は、今年産まれたばかりのお子さんとの愛しい時間やこれまでに製作したアイシングクッキーなど、Xシリーズで撮影した日常の一コマをチェキプリント。それぞれ撮影にまつわるエピソードや撮り方のコツなどを紹介していただきました。
「こちらの赤ちゃんの手を撮影したのは、産まれて3日目のタイミング。数字プレートは、オンラインショップで購入した木製のものを自分でペイントしました。1歳になったとき、それまで撮った月齢フォトを並べて飾るのが楽しみです。これから先、子どもがもっと大きくなったときに、撮り溜めたチェキをアルバムにまとめたり、ボードに貼ってプレゼントしたりできるといいなと思っています」
「日本ではこういうタイプのベビーカーって見かけないですね。イギリスではベッドをそのまま取り付けたような新生児用ベビーカーが一般的で、この佇まいがかわいいなと思って撮ってみました。赤ちゃんが産まれてからは、これまでよりもさらに散歩に行くことが増えました。近所を歩くときもカメラを持ち歩くようにしていて、このときはちょうどきれいなお花が咲いていたので、赤ちゃんと一緒にアップで撮ってみました」
「最近家族でロンドンのリージェンツ・パークという大きな公園へお出かけしたときの写真です。バラがすごくきれいに咲いていました。どこかへ出かけるときには欠かさずカメラを持ち歩いていて、家族の写真だけではなく風景もよく撮影します。今、ロンドンはちょうど春でお花もたくさん咲いており、夜10時ぐらいまで明るいので、いろんなところに出かけやすくなる分、いろんなものを見て吸収しています。こうしてチェキプリントを並べると、自分がどんな瞬間を素敵だなと思ったのかを見返すことができて楽しいですね」
「先日のチャールズ国王の戴冠式のときに私が働いてるレストランのディスプレイ用に製作したケーキに飾る王冠モチーフのクッキーです。子どもが生まれてからは、クッキーを作ることもちょっと減ったので、せっかく作ったからにはきれいに写真を撮っておきたいなと思い、お気に入りのお皿に載せて撮影しました。作ったクッキーはSNSに投稿するので、カメラで撮影するときは正方形にトリミングすることを意識しています」
「これは妊娠中に作ったベビーモチーフのクッキーです。出産直後はアイシングクッキーを作る時間なんて取れないんだろうなと思って、妊娠中に作れるだけ作って写真を撮り溜めました。赤ちゃんのモチーフを取り入れるのが楽しかったですし、クッキーを載せているお皿は、アンティークマーケットで買ったもの。普段からアンティークやビンテージのお皿をよく撮影に使っています」
「赤ちゃんが産まれてからは散歩をする機会が増えて、たくさんのお花を見る機会が多くなったので、そこからイメージを膨らませてクッキーを作ってみました。以前は、毎週末のお休みのたびに少し遠出をしてアンティークマーケットに出掛けていたくらい、本当にアンティークやビンテージのものが大好き。リボンのクッキーは、そういう場所で出会ったペンダントやブローチからインスピレーションを受けて作ったものです。小ぶりだけどぎゅっと可愛さが詰まっているものの魅力をクッキーでも表現したいなと思っています」
「イギリスには老舗の陶器ブランドが多いこともあって、マーケットに行くとたくさんのビンテージポットやお皿が並んでいます。そういった食器類に描かれているオリエンタルな花柄を自分好みの色合いにアレンジしてクッキーにしてみました」
「もうひとつのブーケ柄のクッキーは、友だちのお子さんのお誕生日ケーキに飾るために作ったもの。妊娠中、久しぶりに作ったので楽しくてテンションが上がっちゃって、今見ると「気合入ってるな」って思うくらい細かいとこまで描き込んでますね(笑)。こうしてチェキプリントしたものを見返していると、そのときの状況や心境が鮮明に思い出せるなって感じています」
ベストな一枚をチェキプリントに。カタチにするから叶う”好き“のシェア
──今回は、貴重なご家族とのお写真も紹介してくださいました。改めて、今回INSTAX SQUARE Linkでチェキプリントを体験してみたご感想は?
かんたんな操作でお気に入りの写真をその場でプリントができるは、改めてすごいなと感じました。もともと私の夫はチェキを知らなかったそうで、私が持っているプリンター(“スマホ de チェキ” instax SHARE SP-2)を見せたときの感激度が本当にすごくて、まるで魔法のように画像がすぐにプリントされてじわっと出てくるのが面白かったそうです。そんな夫の反応見て、私もすごいよなあと思っていたんですけど、今回SQUARE Linkを使ってみて、さらに手軽にきれいにチェキプリントされることにすごく驚きました。
──特にKUNIKAさんは色への強いこだわりをお持ちだと思うのですが、SQUARE Linkには「リッチモード」と「ナチュラルモード」という2つの画像モードから選択できるようになっています。今回、高画質&色鮮やかにプリントできる「リッチモード」でプリントしていただいたことで、色合いへのこだわりがしっかり活かされているのではないでしょうか。
色に関していうと、アイシングクッキーを作ったとき、スマホのカメラだとちょっと暗くなってしまったり、理想とする色合いから離れてしまったりするので、色味を思うまま残すことができる一眼レフカメラで撮影したいという気持ちがあります。
今回は、『SUNSET(サンセット)』のフィルムでプリントしたことで、よりニュアンスがプラスされてすごくかわいく仕上がったなと思いました。画像一枚一枚はまったく違うものが写っていてもこのフィルムだと世界観が統一されるし、並べたときにオシャレな雰囲気になるのがうれしいですね。
▲スクエアフォーマットのデザインフィルム「SUNSET(サンセット)」は、フレーム部分に施された粒子感とグラデーションが特徴的
──また、今回はチェキ公式スマホアプリ『INSTAX UP!』にもトライしていただきました。チェキプリントをスマホでスキャンし、デジタルデータとしてスマホに保存できる便利なアプリになっています。
これまでだとチェキプリントをさらに撮影してデータ化していましたけど、そうすると画像フォルダの中で他の写真に紛れてしまって見返す機会もなくなってしまいがちだったので、このアプリのようにデータ化したチェキを保管できるアプリがあるとSNSに投稿する以外の楽しみ方ができていいなと思います。プリントする=お気に入りの画像なので、そのお気に入りのチェキたちが画面上で一覧になっているのはやっぱりうれしいなって思いました。それと、画面の背景が自分好みに変えられるのもすごくテンションが上がりますね。
▲スキャンしたチェキプリントが並んだチェキギャラリー
──アプリの中に自分の「好き」がいっぱい詰まっている感覚がとても楽しいですよね。この『INSTAX UP!』、KUNIKAさんならどんなふうに活用しますか?
個人的には画像が一覧になっている「List View」が好みなんですけど、たとえばInstagramのストーリーに載せるときなんかは「Box View」の画面をスクショして空いているところに文字を書いたりすると面白いかなって思います。SNSだと基本的に写真は整然と並んでいるので、ごちゃっとランダムに散りばめている感じは見え方が変わってすごく新鮮ですよね。
──お子さんの成長記録やご自身のクリエイティブでこれからもたくさんお気に入りの写真が増えていくことだと思います。これから、SQUARE Linkやチェキプリントをどのように楽しんでみたいですか?
私の夫は、チェキプリントをお財布に一枚入れてお守りのように持ち歩いています。 今って、スマホケースの裏側にチェキを入れるのも人気ですよね。チェキプリントを壁に飾るのもかわいくていいなと思っています。持ち歩いたり飾ったりできるのは、写真をかたちにするからこその楽しみですよね。
▲KUNIKAさんが制作した、チェキプリントを貼りイラストを描き入れたデコレーションボード
それと、私の両親が日本に、夫の両親や親戚がギリシャとアルバニアにいるのですが、以前帰省したときにチェキカメラで撮影したプリントをその場でプレゼントしたことがあります。そのとき「こうして思い出の写真をその場でシェアできるというのは、なににも代えがたいプレゼントになるんだな」って感じました。今年もまた訪ねる予定があるので、今度はSQUERE Linkでベストな一枚をプリントしてシェアしようかなと思っています。
photo by KUNIKA
text by 野中ミサキ(NaNo.works)
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